米俳優のジョニー・デップ(Johnny Depp)さん(53)が、激しい浪費によって破産寸前に追い込まれていることが分かった。デップさんの資産管理を担っていた企業が先月31日、不払いになっているローンの返済を求めてデップさんを提訴したことで明らかになった。

 デップさんを提訴したザ・マネジメント・グループ(TMG)が米ロサンゼルス(Los Angeles)の裁判所に提出した訴状によると、デップさんは20年ほどにわたり毎月200万ドル(約2億3000万円)を支出。フランスの城やバハマ諸島の島を含む不動産14件に計7500万ドル(約85億円)を費やしたという。

 デップさんはまた、2000年以降に1800万ドル(約20億円)のヨットや高級車45台を購入。毎月のワイン代は70万ドル(約7900万円)に上り、自家用機も所有、40人ものスタッフを抱えている。さらにアンディ・ウォーホル(Andy Warhol)やグスタフ・クリムト(Gustav Klimt)などの巨匠の作品200点以上のほか、ギター70本、ハリウッド(Hollywood)関連品多数も収集している。

 デップさんは先月13日、自身の許可なく金融取引を行い、資産状況の悪化を隠し、資産管理を誤ったとして、TMGを相手取り2500万ドル(約28億円)の支払いを求める訴訟を起こしていた。

 一方、昨年契約を解除されたTMGは、同社が420万ドル(約4億7000万円)の負債を抱えており、デップさんが所有する不動産の差し押さえを余儀なくされたと主張している。